日本一の投手の考え方~いつ実行するのか~

60代、70代、80代のミセス&シニア向け婦人服卸問屋の3代目、内田優です。 今日は久しぶりに一日雨が降っていた松本地方です。 農家の方には恵みの雨になったのではないでしょうか。 さて突然ですが、あなたはプロ野球投手の金子千尋さんをご存知でしょうか? 金子投手はオリックス・バッファローズでエース投手として大活躍されている方です。 その金子投手、実は長野県の高校出身なんです!(ちなみに生まれは新潟なんだそうですが…) 長野県の高校出身の方がプロ野球の世界で活躍しているなんて長野県民としても誇らしい限りです。

◎日本で一番の投手の考え方

先日とある番組で、プロで224勝を上げた工藤公康氏が、金子投手に関して「今日本で一番の投手」と評価していました。その後、工藤氏が金子投手にインタビューをするんですが、そのインタビューで金子投手が大変興味深い事を言っていました。 工藤氏:「昨シーズン、新しい変化球を投げていると思うんですが、どのくらい練習期間で投げていたんですか?」 金子投手:「…だいたい3ヶ月くらいだったと思います」 工藤氏:「えー!!そんなに短い期間で!プロの投手が新しい変化球を本番で投げるのにだいたい3年ぐらいかかると思うんですけどね…」 金子投手:「確かに100%のボールにするにはある程度長い時間が必要ですけど、100%じゃなくても実際に投げてみてバッターの反応を見ながら修正していけばいいと思うんですよね」 この話し、プロ野球の世界だけの話じゃないですよね。商売でも参考になると思います。 日本一の投手の考え方~いつ実行するのか~

◎いつ実行したら良い結果が出る?

ミセス&シニアの婦人服を扱うお店に置き換えて考えてみると、
  • この商品を仕入れて売れるのか
  • 店内の配置はこれでいいのか
  • こういう販促企画をやったらお客様に喜ばれるのか
などなど、普段営業をしていると考える事、迷う事は多々あると思いますが、そういった事に対して
  • 時間をかけて100%だと思えるまで考えたり作り込んだ後に実行する
  • 60%程度でも短い時間で実行する
どちらが良い反応を得られるか分かりますか? そりゃ100%で実行した方が良いはず!そう思うでしょうか? でも実際はどちらが良い結果になるかはやってみないと分かりません。 日本一の投手の考え方~いつ実行するのか~

◎まずは実行してみる事

つまり自分の中で100%だろうが、60%だろうがお客様にとっては関係ないという事です。 それだったら60%でも短い時間で準備し、早く実行した方が良いと思います。 早く実行すると早く結果が分かります。結果が分かればダメだった点を修正してより良い物にできる訳です。 「まずは実行してみる事」 金子投手の話し、大変参考になりました。 日本一の投手の考え方~いつ実行するのか~