初体験☆『野沢菜漬け』☆

  こんばんは。 小売店と消費者の為に考え行動する婦人服卸の3代目 内田 優 です。   12月に入って寒さがかなり厳しくなってきた信州松本です((+_+)) いつもの年より寒いんじゃない!?って私の母親が言ってました。 ホントに寒さが体に浸みます・・・というか刺さります(*_*) そんなこの時期に信州の多く家庭で行っているのが 『漬物』 です。 大根なんかも漬けますが、信州と言ったらやっぱり 『野沢菜』 ですね!! 野沢菜は霜が降りると柔らかくなっておいしくなるそうなんでこの時期が良いそうです。 野沢菜の漬物は松本の辺りでは 『おな(お菜??)』とか 『なっぱ(菜っ葉??)』 なんて言い方もします。 (これは口語なんで漢字を使って書くことはほとんどないんですが、漢字で書くとこんなじゃないかと思います。違っていたらごめんなさい。。) むしろ 『おな』 とか 『なっぱ』 って言い方の方が使われています。 そんな 「おな」 の漬物をやる母と伯母の手伝いを先日初めてやってきました! 正確には漬ける前の下準備の手伝いですが・・・。 まずはこれが野沢菜です↓↓ なかなかの量です・・・。 一般家庭ではさずがにここまでの量は漬けないと思います。 うちは人数が多かったり、親戚に配ったりもするのでこの量になってます。 ちなみにこの野沢菜はこの日の朝に畑から取り出してもらったものなんですよ!新鮮☆ まずこの野沢菜を適当な分量にして藁(わら)のヒモで縛ります。 これは食べる分を樽から取り出す時に取り出しやすくする為だそうです。 こんな感じです。 この藁のヒモがすぐ切れちゃうんです! 力加減が難しい・・・ってそもそもなんですぐ切れる藁を使うんだ!? と疑問に思って聞いてみると、前に藁じゃなくてビニールのヒモを使ったことが あったそうですが、藁を使った時より味が落ちるというんです。 確かにイメージ的にも藁の方がおいしそうですよね! ずーーーっと昔から藁を使っていたんでしょうし。 次にこの縛った野沢菜を洗います。 見てるだけで寒そう・・・ですが、実はこの水、井戸水なんです!! うちの近くには井戸水が湧き出てて、そこから引っ張ってきてます。 そして冬場の井戸水は水道水より温かいんです!・・・って言ってもやっぱり冷たいんですけど。 とにかく、付いている土を丁寧に洗い落としていきます。 左が私です。頑張って洗ってます。 このあと、水を切ってようやく漬ける前の下準備が終了です。 ・・・私はここで終了です。 あとは樽に入れて塩を入れたりしていたはずですが見ていません(^_^;) こうして漬けてから10日ぐらいしたら食べられるそうです。   いつも食べてるだけでしたが手伝ってみると結構大変でした。 外の作業は寒いし、井戸水でも水は冷たいし、腰は痛くなるし・・・。 毎年毎年やってる母と伯母には頭が下がります いつもありがとうーーー!!! 今年もありがたく、おいしくいただきまーす\(^o^)/