60代、70代、80代のミセス&シニア向け婦人服卸問屋の3代目、内田優です。 前回は「なぜセーターに毛玉ができるのか?」という話しでした。 その原因は「摩擦」によるもので、起毛している素材で起こるという事でした。 起毛していると温かいので、冬物衣類にはよく起毛の生地やニットが使われます。 ですので冬場によくお客様から毛玉になるかどうか聞かれる訳です。 今日は実際どのように毛玉になるのかをお話ししたいと思います。

◎毛玉はどうやってできるの?

毛玉って知らないうちにあるけど、どうやってできてるの? 起毛している素材というのは生地の表面にフワフワと繊維が出ています。 このフワフワしている繊維が毛玉になります。 普通に生活していると洗濯も含めて、腕の部分や身頃の部分ってよく擦れていますよね。
  1. 擦れるとまずその部分の繊維が立ってくる
  2. その立った繊維同士が互いに絡み合う
  3. やがて丸い毛玉になる
毛玉って知らないうちにあるけど、どうやってできてるの? こんな感じです。ただ、セーターでもウール100%などの物は毛玉になっても繊維が弱いため自然と切れて落ちてしまいます。(上図参照)ですので、毛玉にはなってもほとんど目立たないというか気にならないと思います。 実際私も普段ウール100%のセーターを着ていますが、毛玉は全く気になりません。 問題は「ポリエステル」「アクリル」などの化繊です。

◎化繊によって強力な毛玉ができあがる

冬場はちょっと起毛させたポリエステルのカットソーなどよく出回っていますし、ニット類もウールなどの毛100%の 商品は少なく、「ウール×アクリル」のような化繊が入ったものが多いと思います。ポリエステルやアクリルは ウールなどの毛の物に比べ繊維の強度が強いので毛玉になると自然にはなかなか切れません。 切れずに残っている毛玉が着ているうちに更に増えていくので気になってしまうんですね。 そうなると毛玉取り器かT字カミソリなどを使って取り除くしかありません。 少しでも毛玉を防ぐ対処方法としては
  • 一日着たら何日か休ませる(気にいっていても毎日毎日着ない)
  • 洗濯機で洗えるものは裏返してネットに入れて弱洗い(柔軟剤も効果あり)
といったところだと思います。 あとは技術が進歩して毛玉にならないような繊維が開発されるのを祈るのみですね。。。 では。   追伸

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