努力と心理的効果を使って売上トップになっているお店

60代以上のアクティブなミセス&シニア向け婦人服・おしゃれな作業服・タオルの卸問屋3代目、内田優です。 まだ寒いと言えば寒いですが、徐々に暖かさを感じる今日この頃。 日差しがちょっと春っぽくなってきてますよね。

◎売れてるお店の工夫

先日聞いた話ですが、ある大手ドラックストアのお店の中でも 売上トップのお店ではこんな事をやっているそうです。 ちなみにこのお店は歩行者が多い通りの路面店です。
  • 朝・・・店頭に赤字覚悟で通常よりも安くお菓子を並べる (他店で298円で売られているものを198円で売る)
  • 夕方・・・店頭で「ウコン」などの商品を並べる
  • 店内・・・お店に入ってすぐのところ、目に留まる場所に高級シャンプーを並べる
簡単に解説しますと、 朝お菓子を安く並べるのは、通勤している女性、主婦などに向けて 他店と比べて明らかに安い商品で入店を促すようにしています。 夕方の「ウコン」は分かりますよね!? これから飲みに行こうとする人たちに対して、二日酔い予防に 「ウコン」などの商品を並べて売上アップを狙っています。 私も飲みに行く前にドラックストアで「ウコン」買った経験ありです(笑) そして朝夕どちらも店内に入ってすぐ高級シャンプーを見る事になります。 努力と心理的効果を使って売上トップになっているお店

◎高級シャンプーを始めに見せる理由

「金額が高いものはお店の奥の方に置いておいた方が良いのでは!?」 「一番始めに高い金額をお客さんに見せると、お客さんが引いてしまうのでは??」 そう考える方もいるんじゃないでしょうか? でも実はそれ、違います。 なぜいきなり高級シャンプーを見せるかというと、 始めに高い金額を見るとそれがイメージに残り、客単価が上がりやすいからです。 (店頭でお菓子やウコンを見ているので本当の始めではないが…) 例えば、ルイ・ヴィトンのお店で一番始めに見たバッグが100万円だったら 他の20万円、30万円のバッグがちょっと安く感じないですか?? そんな心理的な効果も使いながらこのドラックストアでは良い売上げを残しているそうです。
  • 立地条件が良いから
  • 広く認知されているお店だから
  • 使用頻度の高い日用品を扱っているから
そんな理由だけで売上げトップになっている訳ではないという事です。 やっぱりトップになるにはそれだけの理由(思考&行動&努力)があるんですね。 努力と心理的効果を使って売上トップになっているお店